福祉用語の基礎知識

福祉用語の基礎知識

精神保健福祉ボランティア

一般市民による、精神障害者の生活上のサポートを行うボランティアのことを、精神保健福祉ボランティアといいます。精神障害者が地域での生活の幅を広げていくために、精神保健福祉ボランティアの役割は、今後ますます必要とされています。精神障害者を取り巻...
福祉用語の基礎知識

高額療養費制度

医療機関で支払った一部負担金が高額になった場合(入院時や、治療が長引く場合)には、 家計の負担が軽減できるように、一定の金額を超えた部分(自己負担限度額)が健康保険より払い戻される(還付)、という制度です。ただし、保険外併用療養費の差額部分...
福祉用語の基礎知識

長谷川式簡易知能評価スケール

わが国の代表的な質問式の認知症スクーリング法の一つです。 1991年に改訂され、長谷川式簡易知能評価スケール改訂版(HDS-R)の質問は、(1)年齢、(2)検査施行日の日付と曜日、(3)現在いる場所、(4)単語の復唱と記銘、(5)計算(10...
福祉用語の基礎知識

一時保護

児童相談所長または都道府県知事が、緊急保護、行動観察、短期入所指導が必要であると認めた場合に(児童相談所運営指針による)、に要保護児童を児童相談所付設の一時保護所(また警察署、福祉事務所、児童福祉施設、里親等に委託)において一時保護すること...
福祉用語の基礎知識

児童相談所

児童相談所とは、児童に関する諸般の問題につき家庭その他からの相談に応じ、児童が有する問題またはニーズ、児童の置かれた環境の状況等を的確にとらえ、個々の児童や家庭に最も効果的な処遇を行い、もって児童の福祉を図るとともに、その権利を保護すること...
福祉用語の基礎知識

特別障害給付金

◆「特別障害給付金」とは、国民年金任意加入期間に加入しなかったことにより、障害基礎年金等を受給することができなかった障害者の人に、「経過措置」として給付金を支給する制度のことを言います。(平成17年4月施行) ◆支給対象者は、当時、任意加入...
福祉用語の基礎知識

精神科作業療法

患者さんに、目的のある作業を行ってもらう治療です。その目的は健康な活動で心身を訓練して、患者様の興味、勇気、自信をひき起こし、社会的に有用な能力を再確立してもらうことにあります。 具体的には裁縫、木工、陶芸などの屋内作業から農耕、園芸などの...
福祉用語の基礎知識

非社会的行動

人が社会的に行動するとは、自らの欲求や価値観に従い他者と関係をもつこと、あるいは他者との間で形成される役割関係のなかで活動することです。 これに対して、非社会的行動とは他人との感情的交流や自己の責務を回避する行動です。非社会的行動は、反社会...
福祉用語の基礎知識

反社会的行動

社会一般に認められる価値や規範を逸脱し、これに敵対ないし挑戦する行動をいい、以下のように分類されます。 第一に刑事罰の対象となる特定の他者の利益を侵害する行動(殺人、暴行、傷害、恐喝、詐欺、誘拐、放火、強盗など)、嘘、ストーキング、動物虐待...
福祉用語の基礎知識

意識障害

意識の深さの障害(意識混濁)と、意識の質の障害(意識変容)と分けられます。 意識混濁は3-3-9度方式、グラスゴー・コーマ・スケールなどで定量的に評価されることが多いです。3-3-9度方式では、刺激に対する覚醒度からⅠ.覚醒している。Ⅱ.刺...