人づき合いがひどく苦手なら病気の可能性も。背景を探り適切な対応を取りましょう。
会議での発言や食事で極端に緊張し手の震えや発汗があるなら、社交性不安障害かもしれません。薬や行動療法で改善するので受診を。うつ病、躁うつ病も早期受診が必要です。
統合失調症の人の多くは人づき合いが苦手な性格で、症状が強い時ほど辛さも悪化します。投薬治療に加え、精神科のデイケアで対人関係の訓練をすることを勧めます。また、家族は穏やかに接して本人の意思を汲み取るよう努力しましょう。
発達障害は個々に応じた治療が不可欠、話し始めに時間がかかりますが、せかさず小さなつぶやきを聞き取って。一方的に話しがちなアスペルガー症候群も、周りの人が聞く耳を持つことが重要です。。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
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