この記事は、こちらからの続きです。
今回は、中学受験をする子どもの環境と保護者の対応方法についてお話しましょう。
中学受験をする場合、勉強中の子どもの環境は、地元の友達との交流が特に薄れがちです。小学生の友達関係は、“仲間”が完全に出来上がっており、その輪の中に入らずに勉強に打ち込んでいる受験生が多いものです。そこで、合格すれば新しい環境に飛びこむことができるので、問題はないですが、万が一受験に失敗をしてしまったときは、対応に注意が必要です。
受験に失敗すれば、それまで疎遠になっていた友達の輪に、戻らなければなりません。
小学生はまだ、受験がなんだかよく理解できていないので、お互いに違和感を覚えることも。そうすると、打ち解けられず孤独になりやすく、心のバランスが崩れてしまう子どももいます。
保護者は、子どもが友達の輪に入れるように、担任の先生にも相談をしたほうがいいですね。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
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