民生委員とは、厚生労働大臣から委嘱され、それぞれの担当地域において、低所得者、高齢者、障害者、児童等の悩みごと、心配ごとの相談等を行い、関係機関を結ぶパイプ役として活動している方々のことです。
また、「児童委員」を兼務することとなっています。
児童委員は、地域の子どもたちが元気に安心して暮らせるように、子どもたちを見守り、子育ての不安や妊娠中の心配ごとなどの相談・支援等を行います。また、一部の児童委員は児童に関することを専門的に担当する「主任児童委員」の指名を受けています。
民生委員・児童委員は、市町村に設置された推薦会が推薦した者について、県(中核市においては市)が、地方社会福祉審議会の意見を聴いたのちに厚生労働大臣に推薦を行い、厚生労働大臣が委嘱します。その職務に関して県の指揮監督を受け、また、必要に応じて市町村長から指導を受けることとなっています。
民生委員・児童委員は、新任70歳未満、再任75歳未満です。
主任児童委員は、新任55歳未満(適任者がいない場合は58歳未満)、再任62歳未満です。
お住まいの地区を担当する民生委員・児童委員(主任児童委員)については、各市町村の福祉担当課にお尋ねください。