一年の初めに「今年もよい年でありますように」「健康で過ごせますように」と願う人も多いでしょう。
体の健康はもちろんですが、今年は心の健康も考えてみてはいかがでしょうか。
新年度を迎えるのと同様にこの時期は新しい年になるという変化や前年とのギャップが、うつ病を発症するきっかけになることがあります。
「一年の計は元日にあり」というように新年の抱負を書き初めにしたり、一年のプランを立てたりして目標を持って生活することが心の健康につながります。何も目標がないと生活が乱れたり、またあまり高すぎる目標を設定すると達成できないときに落ち込んでしまうことがあるので、適切な目標を設定することが大切です。
昔からの伝統的な行事は、生活のメリハリや気分転換になります。家でごろごろしていると体の健康にも良くないので、初詣がまだという人は出かけてみるのもよいでしょう。また、お盆や結婚記念日、誕生祝いなどの行事をしている家は家庭の安定度も高く心の健康にも良いといえます。
今年は可能な目標やプランを立てて一年を過ごしてみてはいかがでしょう。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
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