こころの健康アラカルト

次第に制御が不能になる、行為が目的の買い物依存症

ストレスなどの解消に行っていた買い物の回数や金額が増え、コントロールができなくなると依存状態といえます。
これは買い物で快楽を感じるドーパミンが急激に分泌され、繰り返し行うことで、より強い刺激を得なければ満足しにくくなるからです。
近年インターネットショッピングが広まり依存しやすい環境であると考えられます。いずれも目的は買い物をする行為で商品自体ではありません。うつ病や不安障害など、ほかの要因が引き金となり依存を引き起こすケースも。依存の原因と向き合った早期の治療が大切です。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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