不景気といわれているなか、子育てをしながら仕事を始めたというお母さんも多いのではないでしょうか。仕事を終えて保育園に迎えに行く、家に帰ってから面倒を見る、保育園からの急な呼び出しなど負担が増えていると感じることがあるかもしれません。
ご主人が働き盛りで責任ある仕事を任されている年代の場合、力を得にくいといいます。しかし子供が小さいと手がかかり、子育て中は体力的な余裕もなく体調を崩してしまうことがあるので、負担が過重ではないか、睡眠が取れているか注意して子育て作業を分担することも大切です。
また子供の面倒だけを見たいと思っていたのに、やむを得ず働かなければならなくなった場合は心理的負担が大きいようです。子育てに専念するイメージが断ち切られることにより、うつ病を発症してしまうケースもあります。
表情が暗い、落ち込みやすい、疲れ、不安感や動悸などがある場合は注意が必要です。 物価が高い訳ではないので、買い物を工夫したり、保険を見直したりと生活の質を落とさず節約できることがあります。心と体の調子を壊してしまう前に、無理をするのではなく生活を見直してみるのもよいのではないでしょうか。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
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