こころの健康アラカルト

「統合失調症」の治療について

この記事は、こちらからの続きです。
「統合失調症」についての2回目です。
治療法は、薬物療法では抗精神病薬を用いますが、主に陽性症状(妄想や幻覚など)に対して有効です。
そのほかの症状に対しては、認知行動療法や精神科のデイケアなど心理社会的な治療が併用される場合が多いです。予後に関しては約50%は日常生活に支障なく、ほぼ再発もありません。約25%はたまに症状がでる程度。全体では約75%が概ね社会生活を問題なく過ごせているので、実はうつ病とあまり変わらない割合で回復する病といえます。 まずは早めに心療内科・精神科で相談してください。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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