一対一で話すとどもってしまったり、電話で最初の一言に詰まってうまくしゃべれず困ってしまうことはありませんか。
時間に追われていたり、人事異動で左遷されないかという心配ごとや、デートの返事を待っているなど、心が奪われる何かがあり落ち着いて話ができないケースもあるでしょう。このように一過性で、理由がある場合には、特に気にしなくてもよいようです。
しかし、家族や親しい同僚と話すのは平気なのに、ちょっとした知り合いだと緊張して頭が真っ白になったり、胸がドキドキしたり、即座に考えがまとまらず頭に入らないためうまく話せないというようなケースで特に理由がない場合は、社会不安障害やうつ病などの心の病気が関係していることがあります。どもってしまいうまく話せないためストレスが溜まり心の病気が悪化して、さらに症状が強くなるという悪循環が生じることもあります。
自分は緊張しやすい性格だからと諦めている人も、きちんと改善すると、自信を持って話せるようになり会社での業績が上がったり、楽しく会話できるようになり生活が変わってきます。気になる人は専門科に相談してはいかがでしょう。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
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