今年も桜が美しく咲き始めましたね。毎年楽しみにされていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
日本人は特に桜を愛でる習慣が古くからありますが、これほどまでに桜に心動かされるのはなぜかについて調べてみました。
≪ピンク色≫
ウキウキワクワクする色 幸せのイメージ
・女性ホルモンの分泌を促す
・愛情や思いやりをもたらす
・緊張を和らげ、優しい気持ちを引き出す
・脳を活性化させ血行を良くする
≪香り≫
上品な香り 花や葉を潰すと香ります
・花・葉 クマリン 抗菌作用 血圧低下作用 咳止め作用 二日酔い防止作用 睡眠促進作用 リラックス効果
・樹皮 フェトンチッド 殺菌作用 興奮が抑制され精神が安定する。リラックス効果
≪お花見≫
これらの効果もあり、お花見をすると「気持ちがいい」「楽しい」と感じるようです。
またお花見は皆でお弁当を食べたりと温かな雰囲気を連想できます。それでお花見を楽しみに思うだけで、ナチュラルキラー細胞が増えます。
・ナチュラルキラー細胞 免疫機能を高め、病気にかかりにくくなる
この細胞は、笑うことでも増加するので、お花見をしながら談笑すればより効果的です。
花見は古くは平安時代から貴族社会で始まり、江戸時代には一般的に広まってゆきました。
*大船駅近くのお花見スポット 日比谷花壇大船フラワーセンター 大船観音寺
≪その他≫
他にも、花のエキスには抗糖化作用があるポリフェノールや、肌の生成を促すコラーゲンやエラスチンを含んでいるため、アンチエイジングの分野でも注目されています。
また、樹皮からはロウヒエキスが作られ、咳止め・去痰薬としても使われています。
桜は小さく繊細な花でも私たちに大きな力を与えてくれる存在だと分かりました。
春は季節の変化や、生活環境の変化などでストレスを感じやすい季節でもありますが、
忙しい日々の中でも桜の花に目をとめて、リフレッシュできるといいですね。
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