デイケア便り

気がついてみたら・・・秋(その2)

皆さんこんにちは。
10月に入り、だいぶ気候的には過ごしやすい日が増えてきたかなと思います。ただ、たまに暑日もあり、そんな日に長袖シャツを着ていると、「なんでこんな暑い日に長袖を着ているの」とメンバーにも言われてしまいます。しかし、私は夏でも比較的長袖シャツを愛用しているのです。「長袖シャツに腕まくり=仕事のできる男」という固定観念に囚われているので・・・皆さんもそう思いませんか?
というわけで、今回は10月になったので服装についてです。
デイケアでは夏の間(7月〜9月)は比較的涼しい格好で過ごしてもらうのですが、それ以外は服装規定というものがあります。これは「リハビリテーションの場にふさわしい格好」ということが念頭にあります。ここに行き着く話は長くなるので割愛しますが、これは結構悩む人は悩むようです。人によっての悩みどころは違うかもしれませんが、その悩みの元は何かと考えてみると、「リハビリテーションの定義の差」なのかなと考えています。
例えばAさんは「リハビリテーションとはプログラムを頑張ることだ」と考えているとしたら、あまり服装は拘らないかもしれません。しかし、Bさんは「リハビリテーションは、自宅から外に出てデイケアに行くことだ」と考えていたら、少し服装のことは気になるかもしれません。Cさんは「リハビリテーショーンは、好きな服を着ておしゃれして、人前に出ること」と考えていたら、かなり服装は関係してきます。
これは、一例ですが、リハビリテーションに対しての考え方も様々であればあるほど、悩ましい問題です。ただ社会で生活していく以上、制約もあり、その制約の中で、最大限の工夫をすることもリハビリテーションなのかなと考えています。
デイケアやリハビリテーションには正解がないので、色々と悩むことも多いです。しかし、リハビリテーションは生活に直結することだと思います。これを機会に、「自分にとってのリハビリテーションってなんだ?」ということをデイケアで一緒に考えてみませんか。
デイケア室長 YI

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