横浜院長のひとりごと

横浜院長のひとりごと No.203 iPhone 10周年

横浜院長の柏です。2017年1月9日でiPhone発売開始 10年とのこと。わが家は、私が6sで長男が7という現在逆転現象ですが(^_^;、今日はiPhone談義とさせていただきますね。私はiPhone歴7年半になります。
そもそも、私が最初に携帯電話を持ったのが2007年頃(10年前)でして、40歳過ぎてからなんですね。電話大嫌いなんで必要なかったんですが(今でも大嫌いです)、公衆電話も絶滅の道を辿り、泣く泣く買ったのでした。そして当院開院の年でもある2009年夏、夏休みの旅行でプールに入る際、水着のポッケにケータイを入れたまま入りおシャカにする、という大ボケをかまし(^_^;、それに乗じて買ったのが最初のiPhone 3GSでした。その時点で20年来のApple信者なので買ったものの、なんせ電話嫌いですんでとくに期待はしていなかったのですが、その後機能向上もあり、今では生活になくてはならないものとなってしまいました。
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朝はiPhoneが目覚まし代わり。私の愛用はウィックルです。なかなか可愛くていいですよ。私の場合、12時に寝て7時に起きるという規則的生活を続けていますが、こいつは睡眠の様子を記録してくれます。この日はまずまずよく眠れてますかね。睡眠と食事は健康の基本の基本。睡眠アプリはいろいろありますので、ご活用いただくとよいと思いますよ。
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起きて最初にすることは健康管理です。体重、血圧、血糖値(これだけ今は週1回)を測定し、No.036でもご紹介したe-SMBGに入力します。iPhoneは自動で歩数計にもなり自動入力されますので、健康データとして蓄積されます。うーん、最近ちょっとお菓子食べ過ぎだな。自制しよ。
hitorigoto-202e.png予定管理もすべてiPhoneで。ちょっと古めのアプリですが、さいすけが一番使いやすくていいですね。Google calendarと同期してパソコンでも管理。
ほかにも、車に乗ったらYahoo!カーナビ、電車に乗るときは駅すぱあと、もちろんメール、ブラウザ、辞書、音楽、さらには懐中電灯と使わない時がないくらいに生活に浸透しています。
前回ご紹介したマシンマンの歌にも、「マンとマシンが一つになって」♪とありましたが、だんだんそんな感覚になってきますよね。外部記憶装置として、演算補助装置として、人類のさらなる進化を生み出すパンドラの箱なのかも知れません。みんなフィリップくんみたいになっちゃったりして。
脳と機械の関係では、ブレイン・マシン・インターフェース(brain machine interface)という考え方があります。脳以外の体の部位を介さず、脳と機械を直接つないでやりとりをするというものです。これは外科的手術を伴う侵襲性のものと、伴わない非侵襲性のものとがあります。非侵襲性のものでは、脳→機械では脳波、fMRI(functional MRI)などがあり、逆に機械→脳を目指すものに、前回ご紹介したDecNef法などがあるわけです。侵襲性のものとして、最近では脊椎損傷やALSなど半身麻痺の方がロボットアームを動かせるようにする研究なども行われています。わが国の脳プロで精力的に行われており、成果が期待されます。将来的には、技術の進歩により気分や不安のコントロールも機械でできるようになるのでしょうか。脳につながるアタッチメントにiPhoneをつないで、うつになったらボタンを押す・・・うーん、そうなったら失業だなぁ(^_^;;。
ところでiPhone。寝床に入る際は、スマホをもって入ってはいけませんよ。私もウィックルをセットしたらそのまま(睡眠測定のため)枕横においてあとはさわりません。スマホやパソコンのバックライトはきわめて明度が高く、睡眠にはマイナス以外の何者でもありません。スマホを消して、ではゆっくりおやすみなさい。ショパンの子守歌、ミケランジェリの演奏でどうぞ。

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