横浜院長のひとりごと

横浜院長のひとりごと No.170 帝王と孤独

横浜院長の柏です。Aさんのご指摘を受けてわかったことですが、年末頃からブログのコメント欄から書きこもうとするとエラーが出る状態となっていたようです。書きこめなかった皆様申し訳ありませんでしたm(__)m。残っていたログは掲載させていただき、私からもコメントをつけさせていただきました。現在は普通に書きこめるそうですので、コメントどしどしお願いしますね!
まずはジュウオウジャー。いい感じなんだけど、一つ許せないことが。サンバルカンと同じで、主役(レッド)はイーグル。サンバルカンの時は黄色はパンサー。今回も、まあタイガーは許す。しかし、ライオンはいけません。ライオンは何といっても百獣の王です。百獣の王をサブキャラ扱いしてはなりません。つまり、黄色が主役、という画期的パターンになりうる展開だったのに、やはり赤主役を脱却できなかったということですね−。実は、かつてこの限界を超えたヒーローもの(残念ながら、戦隊シリーズではない)があったのです。超星艦隊セイザーX。3人組が3色に変身して、ロボが合体するという戦隊もの丸パクリ(^^:の展開でした(あ、一応グランセイザー、ジャスティライザーとあわせて超星神シリーズです)。これがイーグル(赤)、ライオン(黄)、ビートル(青)で、主役がなんと黄色のライオンだったんですね。わお。ジュウオウジャーもその線で行って欲しかったです!
さて、時事ネタ優先のためまた脱線します。元スーパーヒーローの清原が逮捕されましたね。西武黄金期、AKBといえば秋山、清原、バークレオ、そのあとデストラーデまで出てきて手がつけられませんでした。当時の弱小南海ファンとしては、指をくわえて見ている状況でしたね。No.104でお話しした通り、覚せい剤は怖ろしい物質です。違法行為に手を染めたことは許されないことで、彼を弁護するつもりはありませんが、精神科医としては彼の心の闇を思わずにはいられません。高校時代からKKコンビとして別格扱い。プロでは新人類、スーパールーキーという呼び名から始まり、常にヒーローとして時代に求められてきました。しかし、どうも肉体的能力と精神的な強さは必ずしも両立しないようで、彼はそうした重圧におしつぶされそうになっていたようです。チャンスで打てないと5万人の観衆のため息が聞こえる、それがプレッシャーだったという彼のコメントを読みました。これは体験した人にしかわからないつらさでしょう。もともと臆病で小心な性格だったとすると、本来の姿と球場での姿のギャップたるやすごかったのでしょうね。ヒーローは孤独です。特撮のヒーローもみな、どこか孤独さが漂います。No.160でもお話ししたように、世の中は見る人によって違って見えるのです。常人が見えない地平線を見る人には、世の中はどう見えているのでしょうか。いろいろ考えさせられますね。
常人が見えない地平線を見る人といえば、某お近くの国のトップもそうですね。長距離ミサイル発射成功で沸く一方で、側近の粛清が今もなお続いているようです。最近でも、軍の総参謀長がその手にかかったとか。誰も信じられず、常に周囲の反逆を恐れる孤独な独裁者の姿がそこにあります。人の心の闇を解くことは、人にしかできません。危険な暴発に至る前に、彼の心の闇に光をそそぐ人物が現れることを願わずにはいられません。
やはり平凡な生活が何よりですね。私も、これからも世界征服の野望は胸にしまい(やめないのかよ!)、市井の精神科医としてまったり過ごしていきたいと思います。
では今日の一曲。子どもの頃、アニメの登場人物で皆さんもあこがれの人っていませんでした?今日は私のあこがれの人、スナフキンの歌う「おさびし山のうた」をどうぞ。うーんやはりかっこいい。


そういえば今週の仰天ニュース、ご覧になりました?今回は、出場はなかったのですが医学監修をさせていただいたんですよ(エンドクレジットに名前あり)。ではまた。

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