テレビドラマなどでも耳にする「解離性同一性障害」について2回に分けてお話ししましょう。
解離性同一性障害とは、以前は二重人格や”ジキルとハイド”、多重人格などと言われていました。
優しかった人が攻撃的になるというように極端に人柄が変わるということは、双極性障害やアルコール依存症でも見られます。このような場合はどちらの人格も自分であることを理解していますが、解離性同一性障害の場合はどちらの自分がどういう自分であるのか原則的には理解していません。 次回は症状などについてお話しします。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
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