お父さんが仕事が忙しく、過労のあまり鬱病に。そういう方は真面目で優秀で「こうした方がいいはずだ」と自分で仕事を増やしてしまいます。冷静に見回してみると、同僚は時にはさっと退社してリフレッシュしていませんか。残業が多いと人件費がかさんで会社にはマイナスですし、疲れが溜まればミスも出やすくなります。
そうして仕事がうまくいかなくなったとき、鬱が襲いかかってきます。「働き過ぎ」と家族が言っても「やらなばならない」と思っていると、そうは考えられません。家族と過ごすことが少ないので、お父さんは家でも孤立してしまいがち。家族は最後の心のよりどころ。鬱から身を守るために、少しでも子どもと過ごせるようにしてみたり、日頃から「独りじゃない」と感じられる温かい時間を持ちましょう。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
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