横浜院長の柏です。愛用のiPhoneで、年末にドラクエ1に二十年ぶり?にはまってしまいました。無料で配らないでくれぃ(^_^; そして年明けの今、はまっているのが・・・じゃ〜ん、「とどうふけんのやぼう」、そのうちの「かながわのやぼう」でございます。
かつて「ぐんまのやぼう」で興奮と歓喜を与えてくれたRuckyGamesの新たな野心作です。何と全都道府県でぐんまと同じことができるのです!しかし、神奈川は群馬より難しい!なかなか横浜18区とか揃いません。全クリ遠し・・・。
さて、年を跨いでしまったのですが、今日で双極性障害についての項を締めたいと思います。最後は、双極性障害についての資源を、ネットを中心にご紹介することにしましょう。ネットの情報は玉石混淆です。怪しい情報に惑わされず、正しい知識を身につけるようにして下さい。
躁うつ病のホームページ
「躁うつ病」でぐぐると一番に出てきますので、すでにご覧になった方も多いのではないでしょうか。作っているのは理研の加藤忠史先生。日本の双極性障害研究の第一人者ですね。実は大学の同期でして、出席番号はお隣り。解剖から始まり実習はずっと一緒、そのまま精神科に一緒に入局した仲です。
一般向けから我々専門家向けまで幅広く知識が集積された有益なHPです。ぜひご覧下さい。なかでも「躁うつ病の手引き」はぜひご一読下さい。
日本うつ病学会
日本には双極性障害に特化した学会はありません。日本うつ病学会は、うつ病に限らず気分障害全体を扱っており、双極性障害に関しても貴重な情報を発信しています。「躁うつ病とつきあうために」のパンフは、大変よくまとまっています。加藤先生の手引きとあわせてぜひご一読下さい。睡眠覚醒リズム表、ライフチャート、活動記録表は、私もここからダウンロードして診察室でお渡ししています。
NPO法人ノーチラス会
双極性障害の方の当事者組織ですが、家族、支援者なども加わり幅広い活動を行っています。ノーチラスというのは、ジュール・ヴェルヌの海底二万マイルに出てくる潜水艦ですね。私は連休中日にディズニーシーで乗りました(^o^)
普段は潜行していて、時々浮上してくる姿を例えているようです。ここも貴重な情報を提供しています。
神田橋條治先生の講演録
これは個人的趣味で入れました。ブログNo.061でご紹介したもので、達人の目によるものです。独特ではありますが味があり、個人的には大変参考になると思っています。これをどうとらえるかは個人差があるかな?
書籍
私と交流のある先生方の著作をご紹介しますね。
加藤忠史 著
「「双極性障害」ってどんな病気? 「躁うつ病」への正しい理解と治療法 (心のお医者さんに聞いてみよう)」
「双極性障害(躁うつ病)の人の気持ちを考える本 (こころライブラリーイラスト版)」
加藤先生は一般向けにもたくさん本を書かれています。ここでは、比較的新しい二冊をご紹介しました。
水島広子 著
「対人関係療法で治す双極性障害」
ブログNo.077でもご紹介しました。IPSRTは今後大いに期待されます。
コメント
なるほど、いろいろと出てますね。
双極性に限った学会はこれからなのでしょうね。
明るい未来が開けるといいな。
ガイムのフルーツデザインは、グミを売り込むための戦略かもしれない???んですか。やれやれ…。知識の話の続きですが、あの名軍師・黒田官兵衛も諸葛孔明も、大変多くの知識を持っていましたよね。敵より多くの知識を持ってこその勝利。
知識を得る喜びは本来、みんな持っていると思うのですが、やはり、テストで嫌な思いをするのが挫折感につながってしまうようです。社会人の間では、時々中国語や韓国語がブームになったり、最近では数学や物理学が密かなブームだそうですよ。大人の数学・物理学。一生勉強したいと思える心って、素敵ですよね。
まねきねこさん
生涯勉強また勉強ですね。私も実は知天命になってから密かに専門外の勉強にいろいろ手を出し、去年は2つ資格を取りました。今年もまた別分野に挑戦予定。まだまだ若い者には負けませんぜ(^_^)
え?先生、専門外の資格って???そこまで教えてくださると、聞きたくなりますね~。まさか司法試験・・・。以前通院していた大学病院に、法律家から精神科医に転身した先生がいました。とても良い先生だったのですが、1年で移動に。う~ん、柏先生だったら、小型船舶とか、飛行機とかも!!!気象予報士とかも、ありそうですね。意外なところで、宝飾デザイナー。
まねきねこさん
内緒です(^_^; ・・・そのうち書いちゃうかも。