この記事はこちらからの続きです。
感情・行動・対人関係が不安定な「境界性パーソナリティ障害」についての2回目です。
この病気の特性は、”自己同一性障害”があるため自分というものがつかみにくく、感情や行動などが不安定になります。また非定型うつ病、パニック障害、全般性不安障害のほか、摂食障害、アルコール依存症などの合併症を併発することが多いです。
中学・高校生ごろ発症し、25歳ごろがピークになります。その後、30代半ばから40代半ばにかけて始まっていきます。環境調整や認知行動療法、力動的心理療法などを行いながら、合併症も治療していきます。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
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