横浜院長のひとりごと

横浜院長のひとりごと No.058 OIST

横浜院長の柏です。今日は変わりネタです。このタイトルを見てピンと来た人がいたらすごいですね。まずお一人もいらっしゃらないのではないでしょうか。正解は、OIST: Okinawa Institute of Science and Technology 沖縄科学技術大学院大学の略称でした。今週私は夏休みをいただき、わが家では定番となった沖縄へ行って参りましたが、旅行中一番印象に残ったOISTについて今日は書くことにします。なお、私は前職の大学教官時代に文科省の学術調査官なる業務を2年間併任しており、学術研究にはちょっとうるさいです。
hitori58-a.jpgOISTはリゾートホテルの建ち並ぶ沖縄本島西海岸、東シナ海を望む高台にあります。昨秋開学したばかりで、森の中に近代的な最新鋭ビルが建ち並びます。


hitori58-b.jpg建物内部です。受付で申し込むとオープンエリアの見学、カフェの利用ができます。

hitori58-c.jpgカフェです。近代的設計で絶景を望みながら食事ができます。サンドイッチ中心ですがとても美味しい!そして写真の通り、利用しているのは外国人ばかり。OISTは、教員、学生とも半数が外国人で、公用語は英語!なのです。

hitori58-d.jpgこのような素晴らしい環境で、世界中の英知が語り合う光景はアメリカの研究機関を思わせます。

hitori58-e.jpgこれはかつて私が2年半を過ごしたアメリカ西海岸・ラホヤにあるソーク研究所です。ここも素晴らしい環境でした。太平洋を臨む丘の上にあり、真ん中の溝は真西を指しています。日本がこの海の向こうにある!と感慨にふけりながら研究に没頭した日々が懐かしいですね。思うに、一流の研究は一流の環境でこそ生まれるものでしょう。OISTもそうなる資格が十分にあります。東大、京大をしのぐ実績を期待したいと思います。

hitori58-f.jpgOISTの売店です。アメリカンなものばかりで見ているだけで楽しめます。
今週は留守にしてご迷惑をおかけしました。来週からは通常診療に戻ります。

コメント

  1. 隊長 より:

    なんか異空間な感じですね。
    こういう環境だと、メリハリついて、学習意欲も高まる感じです。
    母校、学生総数1700人くらいだから、国が予算くれなかった。

  2. まねきねこ より:

    OIST、SF映画のタイトルみたいです。なんかほんとに、手塚治虫の世界ですよね。いえね、先週の話題・改造人間から、手塚先生のマンガ「火の鳥」の復活編を改めて読みました。心を一つにするか、体を一つにするか。ロボットに心が通じ、やがてロボットと心が一つになる、心の勝利というところが手塚先生らしかったと思います。その、未来都市を彷彿とさせます。
     ちなみに、心を持ったロボットと言えば、アメリカのドラマ「ナイトライダー」の主人公の愛車「キット」に憧れました。男女を問わず、キットが欲しいとか、キットがいれば恋人はいらないという人が多かったです。これも知っている人は知っている、知らない人は知らない話ですが。鉄腕アトムよりはキットの開発の方が現実味が近いと思います。
     OISTの中なら・・・う~ん、妄想してしまいそうです。

  3. 横浜院長 より:

    隊長さん
    ホント異空間ですよ。ぜひ一度行ってみて下さい。
    まねきねこさん
    心を持ったロボットと言えば、柏先生的にはまずジャイアントロボですね。
    子どもの頃、実はウルトラマンよりサンダーバードよりこれが一番好きでした。
    最終話は涙なしでは見れません。