この記事は、こちらからの続きです。
解離性障害についての2回目、代表的な分類とその特有の症状には、「混迷」「健忘」「遁走」「離人症」「多重人格(同一性障害)」があります。
症状は、ぼーっとして無表情、話しかけても反応がない「混迷」。無意識に特定の物事を忘れたり、特定の人から頼まれた用事を無気なく忘れてしまう「健忘」。突然”失踪”のように行方をくらまし、自分でも知らない間に長距離感を移動したのち、数時間から数日で我に返る「遁走」。現実感がなくなり世の中が芝居のセットのように思え、「自分が自分でない」「ロボットのようだ」と感じてしまう「離人症」。自分の中にいる多数(おおむね5~10人)の人格の交代が見られる「多重人格」。以上が代表的な分類と症状です。
治療法は、カウンセリングによる精神療法に加え、補助的に投薬を行います。「多重人格」の場合、内に抱える”葛藤”を一つひとつ解消していくことで人格が統合されると言われています。また、中学~高校生ぐらいに多く見られる発症初期に治療をすることで進行の抑制も。頼りは”家族の気付き”。気になる場合は専門医へ相談を。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
コメント
解離性障害本人です
大学病院に通院しておりました。
診断受けて二年になります。
なにが解らないのか、解らない
状況が続いています
私から見ると医師が
非協力的でどうすればいいかわかりません
外来縮小のため紹介状を渡されましたが
記憶に残る病院での扱いから
病院へかかることすらよくないと
思い何とか過ごしましたが
もう疲れました
たった今ネットで見つけた
こちらのクリニックにかかりたいなぁと
ぼんやり思っていますが
疲れた
ご投稿いただき、ありがとうございます。
解離性障害にお悩みとのこと、大変なことであろうと
お察し申し上げます。おそらく、ご担当の医師と相性が合わず、
なんとなく、コミュニケーションがうまくなりなっていなかった
のかもしれない、というふうに感じられました。
そのあたりを、ご担当の先生とよく相談なさるのが
良いのではないか、と思われましたので、
コメントさせていただきました。
ご参考にして頂ければ、幸いです。
お大事にどうぞ。
ハートクリニック