こころの健康アラカルト

解離性障害について(1)

解離性障害についてお話ししましょう。
「解離性障害」は、心理学的には”体と意識がチグハグな状態になる”ことをさし、症状により「混迷(こんめい)」「健忘」「遁走(とんそう)」「離人症」「同一性障害」に分類されます。
対人関係のストレスや心の葛藤などによって引き起こされ、無意識のうちに症状が出ます。また、治療には心理療法が用いられ、精神分析に基づくカウンセリングで心の奥にある葛藤などを明らかにしながら解消していきますが、補助的に薬も用いることがあります。
“早めの気づき”が進行の抑制につながるので、早期治療が大切になります。
この記事はこちらに続きます。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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