福祉用語の基礎知識

グループホーム(精神障害者対象)

地域社会の中にある住宅(アパートやマンション、一戸建て等)で、通常4~6人程度の利用者が、行政からの補助金により低額な家賃等の負担を負い、共同で生活する小規模な共同住宅です。専任の世話人により、必要に応じて食事の提供、金銭出納、健康管理、その他日常生活の助言や援助を受けながら、生活していきます。
精神障害者を対象とするグループホームの入居条件は、日常生活上の援助を受けないで生活することが難しい方あるいは適当でない方で、身の回りのことがある程度自分ででき、数人で共同生活を送るのに支障がなく、生活保護を含めて日常生活を維持していけるだけの収入があること、となっています。
専任の世話人の資格は、「精神障害者に理解があり、数人の精神障害者の日常生活を適切に援助する能力を有する者」となっており、ソーシャルワーカーが担っているところもあります。
ご関心のある方は、当院ソーシャルワーカーか、市区町村の障害福祉担当課へ、お問い合わせください。