精神障害者の疾病や障害の部分に注目するのではなく、精神障害者を地域における生活者としてとらえ、疾病や長期入院の弊害などにより生じた生活上の困難さのことを指します。
例えば・・・
•長期入院していたために世の中の変化について行けない
•長らく療養生活をしていたために社会人としての在り方が分からなくなってしまった
•薬の副作用による喉の渇きなどが、大事な場面で我慢ができなくて困る など
病状が安定して、いざ働く、社会に出る、となったときには、今直面している「生活のしづらさ」といかに折り合いをつけていくか、が大切になってきます。 まずは、自分にどのような「生活のしづらさ」が考えられるかを整理してみることも、対処策を考えていく上でのポイントとなります。