今回は夏に注意すべき心構えについてお話ししましょう。
季節の変わり目などで気候が変動すると「心の病が顔を出しやすくなる」と言われています。特に”気温の上昇や””雨降り”は、生理的・心理的に処理するために脳に多くの負担をかける”クセ者”すでに心の病を抱えていたり病の因子を持っている人は注意が必要です。
「暑い・・・。」というストレスから心の病につながることは十分考えられます。「暑さがストレスに?」と思うかもしれませんが、無意識な軽いストレスでも、受け続けることにより慢性的なストレスになるもの。「暑くて参っちゃうなぁ・・・」と夏や暑さに予備力のない人は黄色信号です。予防には、水分補給や日除けなどの熱中症対策や夏を快適に過ごす工夫が有効に。それでも体調不良や気分の落ち込みが続くときは専門医に相談してください。
今年、特に気を付けることは、”節電”対策として、サマータイムや輪番休日の導入など、例年とは違う環境や生活リズムに負担を感じる人もいるのでは?いつも以上に時間の余裕ができても、休む時間も大切。心と体と上手に付き合いながら夏を乗り切りましょう 。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
コメント