キーパーソンとは「問題の鍵を握っている人」もしくは、「鍵を握る中心人物」のことを言います。
問題の解決にあたり、家族や友人などのインフォーマルなどがキーパーソンになることもあります。キーパーソンの役割をとる人は、対象者と関係がとれ、信頼関係が樹立出来ていること、もしくは状況を把握し、的確な判断や助言、行動が取れることが重要であります。
ソーシャルワークサービスを提供するにあたり、他職種、もしくはボランティア、地域住民、など幅広い方々が関与するなか、さまざまなサービス調整会議やケースカンファレンスが開かれることが多くなっています。そのなかで利用者中心にサービスの提供が行われているか検討するにあたって、最も信頼関係が築かれている人物がキーパーソンとなって会議を運営したり、チームを導いていくことが重要となっています。