この記事は、こちらからの続きです。
「うつ病をもっと知ろう」シリーズの3回目、うつ病の初期は、特有の気分の落ち込みがあっても「仕事に行ける」「家事ができる」「学校に行ける」などの社会活動ができる状態。
この時期に気付き、薬物療法や認知行動療法など適切な初期治療を受けることが大切です。症状が進んで日常生活に支障が出てからでは治療期間も長くなり、社会人で休みがちになれば「欠勤に診断書が必要になり、周囲の目が気になる・・・」とさらなるストレスを抱く人も。
かつてうつ病は放っておけば治る。「心の風邪」と言われていました。しかし実際は放置すればどんどん悪化する病気なので注意が必要です。 気分の落ち込みなど、心配な症状がある場合は早めに専門医に相談してみましょう。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
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