こころの健康アラカルト

献立が決められなくなってきた

食事メニューや買い物など小さなことにも迷う自分を「老化かしら?」と心細くなる場合、もともと料理が苦手な方に多いようです。
不得意分野に迷いが増大する傾向があり、その原因は様々です。 うつ病になると、思考そのものが億劫になります。強迫性障害は優柔不断が典型症状。全般性不安障害だと、一旦決めても確信が持てず堂々巡り。依存性パーソナリティ障害の方も、色々なことが自分で決められません。
また、更年期や甲状腺機能障害が抑うつ、不安症状などを誘引することも。どちらも血液検査で調べられます。
他にも適応障害、躁うつ病のうつ状態、統合失調症など種々の可能性を考え診断ができる精神科でご相談ください。脳の画像診断などと合わせ、経験に基づいた治療計画を立てることもできます。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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