孤独死や介護難民などの報道で、漠然と不安を抱えるシニアの方がいるようですが、昔より状況が好転した面もあるので、悲観する必要はありません。
十年前からの介護保険制度により、高齢者の生活の質は向上しました。適切な介護サービスが受けやすくなった上に、ヘルパーなど第三者の訪問により病気等の問題や家族のストレスを専門家と共有できるようになりました。課題はまだあるとはいえ、介護保険利用により高齢者の生活は公的に見守られています。
心配なら施設を一度見学してみることを勧めます。質の高い介護の現場を見れば、不安が和らぐでしょう。
また、独居の方が子や嫁との葛藤から解放され明るく暮らせる場合も。いたずらに怖がらずに今を楽しんで。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
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