毎日帰りが遅く休みも返上で出勤。お父さん、働きすぎてはいませんか?
ワーカーホリック(仕事依存症)についてお話しましょう。 かかりやすいのは、どんな人かといえば、攻撃的で精力的に仕事をこなし時間を1分でも無駄にしないような性格で、自営業や自分で仕事量やペースを決められる自由度が高い職場の人が陥りやすいです。
症状は、オーバーワークが続くと”疲れた”という感覚が徐々にまひしてしまい休む必要がないと考えてしまいます。残業が増え睡眠時間が減り、週末も起きられずぐったりと寝たきりに。過労が続くと、心臓や胸など体と心の病気を引き起こしかねません。さらに「燃え尽き症候群」になり、今まで熱心に取り組んでいた仕事を一切合切手をつけたくなくなることも。
家族はどのように対応すればよいのでしょうか。 「夫は家のことや子育てに非協力的」と突き放さずやさしく気遣いを。夫がずっとパソコンに向かっている家庭はちょっと危険。職場にいた方が気楽と思っているかもしれません。お父さんの居場所を作ってあげましょう。普段の週末と違い長い夏休みは、家族間のコミュニケーションが取りやすい時期。頑張っているお父さんをねぎらう気持ちを込めて接してはいかがでしょうか。
家族が見て様子がおかしいようなら、一度専門医に相談してみましょう。 。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
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