こんにちは。デイケアスタッフのMercyです。
今日、最初のプログラムは「香道」でした。毎回「三種組香」という平安時代発祥のあそび(?)をするのですが、これがなかなかに奥深いのです。簡単に言ってしまえば、三種の香りを当てるゲームなのですが、きちんと確信をもって当てられることはまずありません。意外に初心者の方の方が、先入観がなく、その場で感じた香りを自分の中でもっておけるので、当たる確率は高いような気がします。このプログラムは、道具の準備をしているときには、最近の出来事など、おしゃべりをしていることが多いのですが、いざ、組香が始まると、自然に口数が減り、香りに集中します。でも、ほどよい集中というのでしょうか・・・お香の持つ鎮静効果もあるのでしょうが、心地よい気分で1日をスタートさせることができます。こんな時間を大切にしたいものです。
デイケアスタッフ Mercy
コメント
日本文化のルーツみたいな、雅やかなプログラムですよね。
なかなか当たらないところが面白いのかもしれない、とも思います。