2010-02

福祉用語の基礎知識

障害者基本法

1994(平成6)年に心身障害者対策基本法が改正され、法律の名称も障害者基本法に変更されました。この法改正により、精神障害者が身体障害者や知的障害者と並んで障害者として明確に位置づけられたことは、精神障害者保健福祉における画期的な出来事とい...
福祉用語の基礎知識

保健所

保健所は地域精神保健福祉業務の中心的に行政機関として業務を行っています。関係諸機関および当事者団体、事務所、教育機関等を含めた地域社会との緊密な連絡協調のもとに、入院中心のケアから地域社会でのケアへの転換を目指して、精神障害者の早期治療の促...
福祉用語の基礎知識

市町村

市町村は、精神障害者の社会復帰対策のうち、身近で利用頻度の高い保健サービスは市町村保健センター等において、保健所の協力のもと実施することが望ましいとされています。 2006(平成18)年の障害者自立支援法の施行により、障害の種別に関わりなく...
こころの健康アラカルト

新しい生活を楽しめない・・・引越しうつ病を予防するには

引越しをして心機一転したはずなのに、気分が落ち込んだりやる気が出ない・・・。 このような状態についてお話しましょう。 引っ越し後に、食欲がない、倦たい感がある、外に出たくないなどの状態が1~2カ月ほど続くようなら、うつ病など心の病の可能性が...
こころの健康アラカルト

定年後の夫との生活が不安

夫の出勤中に自由を謳歌してきた妻が、定年後を想像して憂うつになる場合があります。 まずは現実を直視しましょう。 今の夫は結婚した頃の夫とは別人。新婚時代と比較するから幻滅するのです。社会的地位があり秘書や部下に命ずる毎日。定年後も人に命令す...
福祉用語の基礎知識

精神保健福祉センター

精神保健福祉センターは、精神保健および精神障害者の福祉に関し知識の普及を図り、調査研究を行い、ならびに相談および指導のうち複雑困難なものを行う施設と規定されています。すなわち、精神保健および精神障害者の福祉に関する総合的技術センターとして、...
こころの健康アラカルト

口の渇きが気になりませんか

最近、「なんだか前より口が渇くな」と感じることはありませんか。 こうした症状がある場合、まず糖尿病やシェーグレン症候群などの体の疾患が考えられます。また唾液の分泌に問題があったり、貧血や花粉症の薬の副作用により口が渇くケースもあります。さま...
こころの健康アラカルト

気をつけて、受験を終えた子どもの「こころ」

受験シーズン真っ只中。頑張ったすべての子が合格できればいいのですが、時には残念な結果に終わってしまうこともありますね。そんな時、周囲はどんな点に気をつけるべきでしょうか。 それが中学受験であれば「こころ」のケアは特に大切。この年代は前思春期...
福祉用語の基礎知識

評価についての話

評価とは、「関心のある事柄を受け入れられる基準と比較すること」であり、関心・基準・比較の3要素が重要となります。 福祉計画における評価のこれまでの代表的な視点には、次の3つの視点があります。 •タスクゴール 計画に盛られたサービス目標量や数...
福祉用語の基礎知識

心理教育

慢性疾患や精神障害を抱えた方やその家族に対して、病気の経過や病気の予後の改善を目的に行われる情報提供と心理サポートを組み合わせた一つの支援方法のことです。 疾病教育や療養指導との違いは、患者や家族が「何を、どう体験しているのか」という心理面...