受験シーズン真っ只中。頑張ったすべての子が合格できればいいのですが、時には残念な結果に終わってしまうこともありますね。そんな時、周囲はどんな点に気をつけるべきでしょうか。
それが中学受験であれば「こころ」のケアは特に大切。この年代は前思春期といわれ喜びや悲しみがストレートに影響する年頃です。友達との遊びを絶ち、親の期待に応えようと懸命に勉強して結果的に不合格だった時のダメージは深刻。こんな時「うちの子はダメだ」という親の落胆が伝わったりすれば「こころ」のバランスを失い病気になる恐れもあるんです。
一方、合格の場合でも油断禁物。もし志望校が親の決めた物で本人には不承不承の進路なら、次第に不適応等を起こす事もあるんです。
いずれのケースも、もしお子さんがイライラして怒りっぽくなったりすれば注意信号。専門医への早目の相談が大切なんですよ。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
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