こころの健康アラカルト

不眠で悩むあなたへ

睡眠障害の背景には心身の病気がある場合も多く、その治療が必要なケースもあります。
「寝付けない」人が抱えがちな仕事や家族等の問題。単なる悩みなら心配ないですが、更に動悸・めまい・頭痛等もあるなら不安障害や更年期障害等の可能性もあり、治療を要することもあります。
「寝酒しないと眠れない」人は、睡眠導入剤としてアルコールを必要としていることを意味しますので、何らかの障害が隠れている可能性があります。
40~50才代の人であれば「夜中や早朝4時・5時に目が覚める」のが月に一度位なら正常範囲。40代以降、睡眠の質が悪くなるのは仕方ありません。ただ、3日続けて眠れない日が続く場合は心の病気の赤信号。不眠とあわせて疲れやすい・悲観的などの症状がある場合は、うつ病等の可能性もあるので専門医にご相談下さい。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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