気候が変わると眠れないことがある。なんとなく眠れない日が続く・・・。
そんな睡眠障害で悩む人もいるのでは?
睡眠障害になってしまう前提に、現代人の睡眠の時間が減っているというのがあります。40年前は、1日に8~9時間ほど睡眠をとっていました。今は、5~6時間ほどでしょう。それに加え、過労が重なっていれば睡眠障害を引き起こしてもおかしくはないということがベースにあります。
眠れない日があったとしても、生活に支障がなければ、そこまで気にすることはないでしょう。たまに眠れない日があるのも、それはそれとして受け止めるスタンスを持って置くことも大切ですね。
しかし、2~3日眠れない日が続き、翌日昼寝をしないと1日が持たない、けんたい感があるという場合は、黄~赤信号。心の病が想定されます。眠れない日が多く、2~3週間ずっとだるい、毎日朝がうっとうしい、仕事にミスが出る・・・。こうなると要注意です。
さらに食欲不振やめまい、頭痛といった症状が現れたら、うつ病や不安障害などが考えられます。眠っているはずだけど、なんだかスッキリしないという場合は、夢を見ていることが多いと思います。夢を見た事を覚えている場合は、深く眠れていないということ。このケースが続く場合は、熟眠障害が考えられます。症状がひどくなってしまう前に早目に専門家に相談をしてください。
ハートクリニック院長 浅井逸郎