「最近ストレス太りをしちゃって」という会話をしたり、「失恋してしまった」「職場で上司に叱られた」と、むしゃくしゃして“ストレス発散!”と、やけ食いをしてしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。
たまにはついつい食べ過ぎてしまう日もあるかもしれません。しかし、イライラを落ち着かせるために、無茶食いを繰り返したり、夜、冷蔵庫をあさったりして過食が止められないということはありませんか。そして、太らないようにと、嘔吐や利尿剤を乱用してしまうという人もいます。
このような状況は、神経性大食症という摂食障害の可能性があり、うつ病や神経症、不安障害などが合併し、ストレス源になっている場合があります。 また、全般性不安障害やうつ病、適応障害など、心の病気のためにイライラして、食べ過ぎることがあります。食べ過ぎが続くと肥満につながり、成人病の原因にもなってしまうので、注意が必要です。
ただの「気晴らし食い」ではないのでは・・・と心配な方は、専門科に相談してみてはいかがでしょう。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
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