この記事はこちらからの続きです。
つまり、買い物をやめるより、その元にある心理的な問題を探り、解決していくことが大切なんですね。
ストレス源を探り、それに対応する方法を考えていかなければなりません。ストレスに対応する最良の方法というのは、ストレス源から目を逸らすことではなく、ストレスに向き合うことなのです。一時的な気晴らしをしても、ストレス源はなくなりませんし、問題も解決できません。
ストレスはストレスのまま持ち続けてよいのです。ストレスに対応するというのは、ストレス源を改善したり、減少させたり、またその受け止め方を変えていくようにすることなのです。
例えば、同居のお姑さんとうまくいかない時、別居に切り替え、ストレス源を減少させる事は出来ると思いますが、家族を背負っていて、仕事がストレス源という場合、単純にやめることはできません。そのような時の対処はどうでしょうか。
同居から別居、これはそれでよいと思います。さて、仕事の場合ですが、ひとつは、仕事を苦痛ではなく、喜びととらえる方法を探るのです。つまり受け止め方を変える。もうひとつは、仕事の内容を精査し、仕事の中の何がストレス源になっているのかを詳細に探りだすのです。そしてそれに対しての具体的な改善策を考えていくことが大切です。
この記事はこちらに続きます。
ハートクリニック院長 浅井逸郎
コメント